2種類あるサービス
青砥をはじめとする訪問介護サービスでは、介護士が自宅へ訪れて介護を請け負います。しかし「介護」と一言言っても、幅広いです。中にはペットの散歩や買い物、掃除や洗濯をお願いしたいと考えている方も多いでしょう。
訪問介護の内容は、主に「生活援助」と「身体介護」の2つがあります。生活援助は日常生活に関わる援助で、身体介護は利用者の体に直接関係する介護のことです。もう少し掘り下げてみましょう。
買い物や洗濯は対応可能
買い物・洗濯・掃除は、生活援助に分類されます。“利用者の助け”になる行動になりますので、訪問介護のサービス内に含まれております。
ただし気を付けたいのは、買い物についてです。訪問介護に含まれる買い物は、生活必需品の買い物のみ。利用者のお孫さんへのプレゼントは「生活必需品」ではないので、介護士に頼むことはできません。複雑なシステムでパニックになるでしょうが「対応できるケース」と「対応できないケース」の、2種類あるのを把握して頂くだけで十分です。
ペットの世話は対象外
なおペットの散歩や世話も、訪問介護の対象外となっております。体の不自由がきかなくなりペットの世話もできなくなってしまったとあっては、大変どころでは済まされません。かといってペットを手放す選択肢を取ると、メンタル的にもやられてしまいます。
ただペットの世話については、行政の方でも議論になったことがありました。結果、介護が終わった後であれば「世話をしてもいい」という結論に。また事業所によっては「オプション」として、ペットの世話をしてくれるところもございます。お金はかかりますが、上手く活用すればペットを手放さずに済むでしょう。
身体介護について
なお身体介護には、食事介助・入浴介助・身体整容・更衣介助・排泄介助などが該当します。食事介助は、読んで字のごとく「食事を助ける」ことです。スプーンやお箸が上手く使えない人に食事を提供することもあれば、実際に調理する場合も。
介護で出される食事は、栄養バランスが整ったもの。また利用者の好みに応じて、作ってくれます。