運送はブラック?

運送は確かにハードなお仕事

「運送はブラック」と囁かれているように、大変ハードな仕事です。動労時間が長い割に給料は低く、時には怪我や事故に巻き込まれる恐れがあるほど。あまりにもブラック過ぎるがあまり、行政処分になった運送会社は少なくありません。中には東京に会社を置く運送会社も、いくつかございます。
しかし、全部が全部ブラックだという訳ではないのです。東京の運送会社を選ぶなら、ブラック企業で働かないようにするためにも、ブラック運送会社の特徴を把握しておきましょう。

給料未払いはブラック

最初にチェックしておきたいのは、給料支払いについて。ブラック運送会社は、社員を安い賃金で働かせているのが特徴です。特にトラック運転手は「個人事業主」扱いとなり、固定給ではなく仕事量で給料が決められています。
しかし会社と「雇用契約」を結んでいる場合、いかなる理由があっても給料の支払いが少ないのは違法です。1日8時間週40時間以上働いている場合は、残業代が発生します。例え歩合制で働いていても、残業代は必ず支払わないといけません。なぜなら、法律で決まっているからです。

古い車両を使っている運送会社は危険

表から判断できる方法としては、使用車両にあります。もし使用しているトラックが古い型であれば、安全性が疑われる会社と見て構いません。そもそも運送は、交通事故と隣り合わせ。どんなに気を付けて運転をしたとしても、些細なミスで大惨事につながります。
万が一のミスが起きても事故にならないように、最新車両には様々な機能が搭載されております。衝突軽減ブレーキや車線逸脱警報装置が、良い例です。最新車両にはついていますが、古い車両には搭載されておりません。

ブラック運送会社に勤めてしまった場合は?

万が一にもブラック運送会社に入ってしまった場合は、労働基準監督署に相談して下さい。東京は言うに及ばず、関連施設は日本全国各地にございます。労働基準法に基づいて勤務について相談を承ってくれるでしょう。
最もお勧めしたい方法は、転職です。ブラック運送会社に勤め続けても、ご自身のためにはなりません。運送会社は人材確保のために、労働環境改善に積極的に取り組んでいます。ホワイトな会社も少しずつ増えていますので、転職をしてください。