鹿屋市は鹿児島県にあり、大隅半島の中央部に位置しています。
年間の平均気温17°Cと温暖な気候と豊かな自然を活かした農業や畜産が盛んです。
黒豚や落花生、サツマイモが特産品となっています。人口も約10万人おり、鹿児島県内では3番目に人口の多い場所になります。
今回はそんな鹿屋市で生活介護を受けようと思っている方に向けて、生活介護について解説します。
生活介護とは?
生活介護では、常に介護を必要とする障害者が、障害者施設などに通所することにより様々なサービスを受けることができます。
主に昼間に通所し、入浴、排泄、食事などの身体介護や家事援助、生活などに関する相談や助言を受けることができます。
また、理学療法士や作業療法士が身体機能の維持や、生活能力の向上をさせるための機能訓練を行なったりします。
さらに看護職員が常勤しているので、医療的なケアにも対応しています。
生活介護をうけるには
生活介護を受けるための障害者支援区分は50歳を境に定められています。
50歳未満では、障害者支援区分3以上、障害者支援事業所などに入所する場合は4以上の方が対象。
50歳以上の人は障害者支援区分2以上、障害者支援事業所に入所する場合は3以上が対象になります。
近年では利用者が微増傾向にあり、35歳以上50歳未満の利用者が最も多くなっています。
他の介護施設に比べ、利用者の年齢層が幅広いことが特徴です。
生活介護を受ける時のポイントや注意点
生活介護は、デイサービスや老人ホームと比べて年齢層が幅広い傾向にあります。
デイサービスや老人ホームと違い、食事、入浴、排泄などの手助けが必要な方が対象なので、かなり若い利用者も多くいます。
通所している利用者の障害者区分も様々なので、他の利用者への理解も必要です。
生活介護を受けることによって、利用者とその家族への負担が軽くなることは間違いありませんが、通所する施設などは慎重に選ぶ方がよいでしょう。