一般貨物とは?
岡山の街を疾走している、緑ナンバーとトラック。誰しも一度は目にしたことがあるでしょう。緑ナンバーのトラックが請け負っているものこそが「一般貨物」です。
緑ナンバートラックに積まれている荷物は、色々とあります。説明すると「運送会社が扱っている有償で運ばれる荷物」ですが、範囲が広すぎます。では具体的に、どういった荷物を運んでいるのでしょうか。もう少し掘り下げてみました。
岡山市の運送会社が運んでいるのは?
岡山市にある運送会社の場合、運んでいるのは材木です。大雑把に述べると、山に生えている木を伐採してトラックに詰め込み、製材業者へと運んでいきます。でも実行はかなり難しいもの。整備された道路を走るわけではないので、現場の状況をしっかりと把握しなければいけません。運ぶ材木の重さによって、搬出方法も変わります。
そもそも材木の重さは尋常なものではなく、人の手で運んでどうにかなるものではございません。そこで特殊車両を用いて材木を運搬。確実かつ安全に届けます。
食べ物を運ぶ会社
岡山市にある別の運送会社では、チルド食品などを運搬しています。食品の冷凍技術の進歩には、驚くしかありません。しかしどんなに強く冷凍を施したところで、トラックに積んで運ばれては鮮度が落ちてしまいます。そこで登場するのが、冷凍車。
トラックの荷室が冷凍車になっており、鮮度を保ったまま目的地まで運びます。最近は衛生面に特化した車両も登場し、食品の鮮度だけでなく安全面にも配慮。食の安全を守るナイト的な役割も、一般貨物は果たしているといえるでしょう。
直接的でなくても間接的に深くかかわっている
運搬している荷物は、運送会社によりけり。岡山にある運送会社だけでも、他に小麦や石灰など、挙げるときりがありません。一般家庭には直接縁がない職業ではあるものの、間接的に深くかかわっています。
普段よく通っているスーパーに並んでいる食材。利用している店や施設の建物に使われている建材は、一般貨物によって運送されたものです。どんなに時代が変わっても、一般貨物の需要は今後もますます高くなることでしょう。