避けて通れない介護について
テレビやネットで度々話題になる訪問介護。そろそろ親の介護をと考えている人にとっては、気になるワードです。しかし「介護」が何かはある程度は想像つくでしょうが、訪問となるとどうなるのか。もしかして家に上がり込んでプライバシーの侵害になるようなこともあるのかと、思われるかもしれません。
そこで、介護を検討している人に向けて、訪問介護について色々掘り下げてみました。
訪問介護の説明
訪問介護とは、介護福祉やホームヘルパーが自宅へ直接赴いて、利用者の介護にあたります。入浴・トイレ・食事だけでなく、掃除・洗濯・調理・通院時のサポートもしてくれます。
自宅に直接赴いて、ありとあらゆる世話をおこなうのが「訪問介護」。ということは、プライバシーは大丈夫かと心配になる声もあるでしょう。介護にあたる者は「守秘義務」がございます。もしも義務を怠ってしまった場合は、介護担当者に対して厳しい罰則が設けられているのです。ただドコからドコまでがプライバシーになるかは、かなり難しい問題。こればかりは、担当者とじっくり話し合っていただくしかありません。
訪問介護の支援内容
介護担当者は利用者のプライバシーに配慮した上で、次にあげる支援をすすめていきます。実際に別府市にある事業所を例にして、紹介しましょう。
別府市にある訪問介護事業所の場合は、健康管理を徹底。病院と密に連携を取っている所になりますので、かなり安心できるでしょう。また生活援助も積極的に実施。風呂や食事介助も勧めているそうです。ご家族には、介護における悩みの相談も受付中。何か気になるところがあれば、プロに相談するようにしましょう。
訪問介護でできないこと
ちなみに、訪問介護でどうにもならないこともございます。基本的には家政婦やお手伝いさんの仕事は、介護に含まれていません。
訪問介護のサービス対象になるのは、あくまでも利用者。ペットのお世話や、不必要な外出の支援は対象外となっております。後で「話が違う」という事態にならないためにも、何が利用可能かどうかを事前に確認するようにしましょう。