出雲大社は「縁結びの神様」として名高い大国主大神を祀る神社です。出雲で祈祷を受けるには、参拝当日に境内の祈祷受付所で申し込みます。しかし、初めて出雲大社で祈祷を申し込みたいと考えている方にとってその方法がわからないというケースも多くあります。そこで今回は出雲大社で祈祷を受けるための受付方法を中心に解説しましょう。
出雲大社で祈祷を受ける流れを解説!
出雲大社で祈祷を受ける流れはそこまで難しいものではありません。まず、受付時間は午前8時30分から午後4時までに受付へいき、申し込みを行います。当日でも申し込むことは可能ですが、予約をすることもできます。なお、祈祷は時間を定めず随時行われます。境内の祈祷受付所で申し込みますが、その際に祈祷料(5,000円、8,000円、10,000円以上から選択)を納めます。受付後、指定された場所で待機し、順番が来ると神職により祝詞が奏上されます。内容は縁結びや家内安全、厄除けなど希望に応じます。なお、先ほども触れたように個人の祈祷については予約不要ですが、会社やスポーツチームなど団体の場合は事前に電話での問い合わせが必要です。
意外に混同されている祈祷とお祓いの違い
祈祷は神様や仏様に向かい、願いを祈る儀式で、家内安全や商売繁盛、学業成就など幅広いお願いができます。一方、お祓いは人や物に付いた穢れや災厄を取り除く行為です。厄除けや車のお祓いなどが該当します。祈祷は願望の実現を目指し、お祓いは清めや防災の目的が主です。この違いについて意外に多くの方が混同しているので分けて知っておくと役に立つでしょう。
祈祷ではどんなことをお願いできる?
祈祷では家内安全、交通安全、商売繁盛、厄除け、病気平癒、学業成就、良縁結び、安産祈願など、多岐にわたる願いをお願いできます。個人の希望や状況に応じて祈祷内容を選べるのが特徴です。もし祈祷をしたい場合は、まず何をお願いしたいのかについてあらかじめ決めておきましょう。